冷房(エアコン)の消費電力を削減するための6つのアイデア

夏に入ると冷房(クーラー)による電気代は高くなりますよね?2018年は7月に40度を超える気温を記録したりと、もはやエアコンは必需品であることは間違いありません。
それは一般家庭においても、事業者にとっても同じことで、自分の、あるいは家族や従業員の命を守るためにエアコンをつける必要があります。毎年報告される熱中症による死者を一人でも減らしていくことが大切です。

しかし暑さ故仕方ないとはいえ、「それにしても電気代が高い!」と考えてしまいますよね?でもちょっと待ってください!この記事を今まさに読んでいただいている皆様は正しい冷房の使い方ができていますか?
冷房も正しく利用すれば毎月の電気代を安く抑えることができるかもしれません。ということで今回は、冷房の消費電力を抑えるためのアイデアをいくつかご紹介していきたいと思います。

冷房の消費電力を削減するためのアイデア

そもそもですが、冷房は室外機から外の空気を取り入れ、冷やして部屋の中に空気を送り込むという仕組みになっています。そして、逆に室内の温度の高い空気に関しては室外機から外に吐き出されます。この仕組さえ理解できれば、電力を節約するためのアイデアが思いつきます。

1.室外機の周りにものを置かない

意外と盲点なのはこの室外機の周りです。冷房は、室外機から空気を取り入れて室外機から温度の高い空気を吐き出します。つまり、室外機の周りにものがあると、温かい空気が跳ね返ってきてしまい、吐き出した空気を再び吸い込んでしまうことになるのです。これはいけません。

吐き出したはずの温かい空気を自分で吸い込んでしまっては、消費電力が高くなるばかりです。もし飲食店等を経営されている場合は駐車場に室外機がついている場合もありますが、なるべく室外機の側には駐車しないようにしたほうが良いでしょう。

2.ちょっとした外出なら電源を切らない

皆さんは、こんな話を聞いたことがありますでしょうか?「クーラー付けっぱなしのほうが電気代が安い」
流石に24時間クーラーつけっぱなしというのは電気代がかかりますが、つけて消してを繰り返していると消費電力が大きくなるのです。
というのも、冷房が電力を消費するタイミングとは、室内の温度を下げる時なのです。室内の温度が30度で27度まで下げる時に最も電力を消費すると言われています。

そのため、ちょっと小一時間程度外出する程度であればそのままつけておいたほうが消費電力が少なくて済む場合があります。

3.できるだけ涼しい時間から冷房をつける

上記と同じ理由で、涼しい時間から冷房をつけることで消費電力を抑えることができます。室内と外の寒暖差によって消費電力が決まってくるため、暑くて耐えられなくなってから冷房を入れるよりも事前に入れておいたほうが消費電力は小さいのです。我慢するよりも先を見越してスマートに冷房をつけるほうが得だなんて、世の中って不公平ですよね。

4.送風機を使う

実際の温度と体感温度というものはギャップがあります。熱帯地域にお住まいの民族の方々が口をそろえて「日本のほうが暑い」なんて言っているのをテレビで見たことがある方も多いのではないでしょうか?

この体感温度に関する研究は様々な学者が行っており、ジョージ・ウィンターリング (George Winterling)のヒューミチャーやリチャードソン(F.A. Richardson ) によるヒューミデックスのような様々な体感温度指数が各国の気象予報では採用されています。

これらの研究から学べることは、風速や湿度によっても体感温度が異なるということです。日本よりも気温が高い地域にお住まいの方々が「日本のほうが暑い」と口を揃えて言うのは、湿度の問題です。
とはいえ、日本がナンバーワンで高温多湿ではないですし、本記事の趣旨から外れてしまうため、トリビアはこのあたりにしておきますが、大事なのは、部屋の温度が高くても風があれば部屋は涼しくなりますし、湿度が低ければ快適に過ごすこともできます。

とある説では、風速が1m/s増加するごとに体感温度が1℃低くなると言われています。つまり、わざわざ冷房で低い室温に設定せずとも送風機を使えば十分であることがあるということです。
先程も解説した通り、冷房は外気の温度とのギャップがあればあるほど消費電力が大きくなりますから高めの室温に設定しておいて、送風機で乗り切るという作戦も検討してみると良いでしょう。

5.冷房は新しいものを使う

冷房は、10年前のものと、最新のものとでは消費電力が2倍くらい違うと言われています。省エネという言葉が出てきて久しいですが、本当にエネルギーが省かれているんです。
お店を経営されている方も、もし古い冷房をご利用でしたら買い替えてみてください。もとが取れるくらいに消費電力が下がります。

ちなみに小市民たる筆者は、自宅のエアコンが壊れてしまった時に「エアコンなんて高いもの買う金はねぇ!」と扇風機で乗り切ろうとしたことがありますが、当サイトの大切な読者たる皆様はそんなことはしないでくださいね。

6.冷房はこまめに掃除を

言うまでもないかもしれませんが、フィルターにゴミがつまったりしている状態では空気が効率よく出入りしてくれないので、電力を使用する割に部屋が冷えないということが起こり得ます。
いつも頑張ってくれている冷房が最大のパフォーマンスを発揮できるようにこまめなメンテナンスを行うことも消費電力を抑える手段です。最低でも1ヶ月に1回は掃除をするようにしましょう。

まとめ

  • 室外機の周りにはものを置かないようにしよう
  • ちょっとした外出なら冷房はつけっぱなしでOK
  • できるだけ涼しい時間から冷房を入れ始める
  • 送風機を使って体感温度を下げる
  • 古い冷房は買い換える
  • 最低1ヶ月に1回は冷房の掃除をする
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