再生可能エネルギーってどんなものがあるの?

私たちの暮らしは石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料に多くを頼っています。日本では、それらの94%を輸入に頼っているのが現状です。また、化石燃料は無尽蔵ではありません。原子力などの新たなエネルギー源を開発しなければいけないのは人類共通の問題ともいって良いでしょう。

そのような流れの中で注目されているのが再生可能エネルギーです。再生可能エネルギーとは文字通り、一度利用してもすぐに再生が可能で、枯渇することのないエネルギーのこと。具体的にはどのようなものがあり、どんな取り組みがなされているのでしょうか。

主な再生可能エネルギー

主な再生可能エネルギーには水力、風力、太陽光、バイオマス、地熱などがあります。現在のエネルギー自給率はわずか6%しかない日本ですが、豊かな自然のおかげで再生エネルギー資源には恵まれているといっても過言ではありません。

太陽の日照条件も良く、太平洋沿岸の風力に恵まれ、火山国ゆえに地熱資源量はなんと世界第3位。それでも、なかなか日本で再生可能エネルギーの導入が進まなかったのは、これまでは発電コストの問題が大きかったといわれています。

しかし、ここ数年、発電コストが急速に低下して、他の電源との競争力がついてきました。シェアも順調に伸び続け、2016年度の再生可能エネルギーによる発電電力量は14.5%。政府は2030年には22~24%に到達することを目標としていますが、今後も成長が見込まれる再生可能エネルギーなのです。

再生可能エネルギーのメリット・デメリット

再生可能エネルギーにはそれぞれメリットとデメリットがあります。しかし、全体的にメリットが上回るといえそうです。

太陽光発電

太陽電池パネルを設置するには広い土地が必要な上に、発電量は季節、天候、時間に左右されるのはデメリットといえます。しかし、太陽電池パネルは動くものではないので劣化も少なく、ほとんど故障もしません。メンテナンスのコストを抑えられるのはメリットといえるでしょう。

風力発電

風切り音、電波障害などで近隣住民から苦情が来ることも。しかし、装置の製造から設置までは大掛かりなので多くの雇用を生み出す経済効果が期待できます。

地熱発電

地熱発電候補地のほとんどは国立公園、国定公園、温泉地などにあり調査などに時間がかかります。しかし、一度稼働すればリスクが少なくコスト回収が十分期待できる発電です。

再エネ利用に積極的な電力会社

再生エネルギーの利用に積極的な電力会社の取り組みを紹介します。

シン・エナジー

全国的に再生エネルギーの開発を推進しています。太陽光発電所、地熱発電所、水力発電所、バイオマス発電所などを持ち、民間企業、官公庁施設など3,400件以上に電力を供給。発電所を作るだけではなく、エネルギーの地産地消、地域振興などにも取り組んでいます。

グリーナでんき

日本で初めて再生エネルギー100%の電力プランを実現しました。2018年現在、東北電力、東京電力、中部電力、関西電力の管轄内ならば契約をすることができます。

電力会社だけじゃない!再エネ利用に取り組む会社

再生可能エネルギーに取り組んでいるのは電力会社だけではありません。たとえば、Appleは自社で消費する電力をすべて太陽光発電で調達しています。さらに、世界各地で25の再生可能エネルギープロジェクトを進行中で、すべて完成すれば1.4ギガワット以上の再生可能エネルギー発電が、世界11カ国で可能になるのです。

加えて、一部取引先にも再エネ利用を取引要件にするなどの啓発活動も行っています。これにより、Appleは2017年には30万台以上の車を廃棄するのに匹敵する温室ガスの排出を防いだといわれています。

地球の環境を守り、持続可能な社会の実現に欠かせない再生可能エネルギー。電力会社はもちろんのこと、社会全体での取り組みが今後ますます期待されるところです。

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