飲食店の契約アンペアの目安はどれくらい?計算してみた

憧れのカフェをオープンしたものの、クーラーを入れるたびに電源が落ちる……というような災難に見舞われないようにするには、開店前にしっかりと契約アンペアについて考えるようにしたいものです。

契約アンペアが大きければ同時に使用できる家電製品は増えますが、基本料金は高くなってしまうので悩ましいところ。「飲食店ではどれぐらいアンペアが必要なのか見当もつかない」という人もいるでしょう。もし「初めて小さなカフェを開業する」なら、どれぐらいかかるのか計算してみました。

飲食店の必要アンペア数を計算してみた

たとえば、初めてのカフェを10坪、13席程度のお店でオープンするならば、電力会社との契約は一般家庭と従量電灯Bプランで十分でしょう。ただし、同じ従量電灯Bでも何種類か異なる契約アンペアがあります。アンペアはAという記号で表されますが、従量電灯Bで用意されている10A~60Aまでのプランのうち、いったいどれが最適なのでしょうか。

まず、照明だけで0.6A×10坪=6Aが必要になるでしょう。その他、冷蔵庫3.3アンペア、製氷機2.1A、電子レンジ14.3A、エアコン5A、食器洗い乾燥機2.5A、空気清浄機0.3Aで合計およそ33Aになります。したがって、余裕を見て40Aの契約がおすすめです。

もう少し広い20坪程度の店ならば50Aは欲しいところです。飲食店ではある程度余裕を持って契約アンペア数を設定しておいた方が何かと安心なので、60Aにしても問題ありません。60Aでも足りないならば、従量電灯Cプランにしても良いでしょう。

契約アンペアで注意が必要な物件とは?

賃貸物件を借りる際には、以前どのような飲食店が入居していたのか必ずチェックするようにしてください。ガスコンロでの調理をメインにしているような昔ながらの喫茶店では40A程度の契約になっていることもめずらしくありません。

もし、そのような物件に電気ケトル、電子レンジ、エスプレッソマシンなどを持ち込めばあっという間に契約アンペア数をオーバーしてしまうでしょう。

どうしてもそのような物件で開業したいならば、電力会社との契約を変更することをおすすめします。契約アンペア数の変更はとくに工事などは必要ないので、賃貸物件でも問題ありません。

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200Vの電源も来ているのかチェック!

業務用冷蔵庫、エスプレッソマシンなどは200Vの業務用電源でしか使えないものも少なくありません。とくに業務用エアコンは200Vのみの対応となっていることがほとんどなので注意しましょう。

200V電源が来ているかどうかをチェックするひとつの方法は、コンセントの形状を確認することです。エアコンを設置するあたりに普通のコンセントとは少し違う形状のものがあれば、200Vが来ていると考えて間違いないでしょう。――そんなことをしなくても、請求書が動力と低圧の2枚に分かれてくるので、普通の方はご存知だとは思いますが……。

もし、大規模飲食店を経営しようとしているならば、三相200Vを契約するというのもひとつの方法です。いわゆる動力プランと呼ばれるものですが、電気をたくさん使うほど従量電灯プランよりもグッとお得になります。基本料金こそ高いものの、長い目で見ればけして損をすることはないでしょう。

まとめ

飲食店を始めようという時、厨房施設やインテリアなどを選ぶのに時間をかけてしまい、電力会社との契約が後回しになってしまうことも多々あるものです。しかし、こだわりの業務用機器を購入したものの「使えない!」ということになっては元も子もありません。

契約アンペアがどれぐらい必要なのか、できるだけ早いうちに一度は試算しておきましょう。その上で、自分がやりたいお店と似ているところに、実際どのような契約アンペアにしているのか聞いてみるのも良いでしょう。

飲食店ではギリギリ足りる契約アンペアはおすすめできません。お客様が満足していただけるサービスを提供するためにも、必要最低限ではなく余裕のある契約アンペアにしておきましょう。

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