テナントでは電力の個別契約を結ぶことはできないの?

「電気料金を安くしたい!」というテナントにぜひおすすめしたいのが、業務用の低圧電力というプランです。しかし、賃貸の場合、勝手に電力会社との契約を変更できるのか等、気になることが多いものです。

そもそも業務用の低圧電力プランとはどのようなものなのでしょうか。また、テナントが電力会社と個別契約を結ぶにはどうすれば良いのか詳しく解説しましょう。

業務用の低圧電力とは?

お店、小さな工場などで契約電力が50kW未満ならば、最もお得になるといわれているのは業務用の低圧電力プランです。基本料金は業務用の高圧電力プランよりもリーズナブルで、なおかつ、ある程度たくさん電気を使うならば家庭向けプランよりも単価が安いという特徴があります。

たとえば、東京電力の低圧電力プランならば、基本料金は1,101円60銭、1kWあたりの単価は15円51銭(夏季は17円6銭)です。もし、月々の電気使用量が30kWほどだとしても、一般家庭用のプランよりもひと月あたり5,000円、一年では60,000円ほど安くなる計算なので、見逃せません。

ただし、業務用の低圧電力プランにする場合、一般家庭用の家電製品は使えません。業務用エアコン、業務用冷蔵庫などが必要になります。途中で買い換えるのもコストがかかるので、できれば最初から低圧電力プランを契約することをおすすめします。

低圧受電はどうする?

低圧受電をしたいならば、まず専用工事が必要になります。もし、以前の入居者が低電圧プランを使っていたならば、すでに電線が引き込まれているはずなので、そのまま使用することができるでしょう。しかし、初めて低電圧の電線を引き込みたいならば、工事をしなければいけません。

まず、工事を始める前に必ず大家さんの許可を得るようにしましょう。工事費は基本的にテナントが負担することになります。簡単な配線変更工事で済むこともありますが、電力会社による柱上変圧器設置、幹線工事などが必要な場合は、負担金が発生することもあります。まずは、電力会社に相談してみてはいかがでしょうか。

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結局、交渉するのが現実的

テナントが個別に低圧受電に切り替えることも可能ですが、負担費用に対するリターンが100%あるとは限りません。それならば、テナントビルオーナーに改善を求めるのもひとつの方法です。

一番単価が安いプランを求めるならば、やはり高圧電力です。高電圧は低圧電力と違って最終的に自前の変圧器で電圧を下げなければいけません。キュービクルと呼ばれる高額な変圧器が必要となるのです。たとえば、コンビニで高圧電力を使用するならば、初期投資として約数百万円、維持費におよそ数万円が毎月必要になるといわれています。けっして小さい金額とはいえないでしょう。

それでも、もし大家さんがテントビルごと高圧電力で契約してくれて、毎月の電気代に極端な上乗せをしてこないならば、テナントは最もリーズナブルに電気を使うことができるでしょう。ただし、中には違法レベルの上乗せをしてくる大家さんもいます。そのような目にあいたくないならば、まずは大家さんとしっかりと交渉してみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上のように、もしテナントが個別契約できるならば、おすすめは業務用の低圧電力プランになります。ただし、場合によっては、大家さんにビルごと高圧電力プランに契約してもらった方がお得な場合もあります。まずは、電力会社や大家さんに相談してみるようにしましょう。あわせて、月々の電気使用状況を正確に把握することも大事です。電気の無駄遣いはないか等、しっかりと見直して、節電対策のきっかけにしてみるのも良いのではないでしょうか。

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